ハッピーエンド

不安が爆発するのを回避するためのもの

自分が女であることが未だに納得できていない。

もう随分しばらく生きてきたけど、未だに自分の性に違和感を感じる時がある。友だちと2人で遊んでいる時、銭湯で女湯にいる時、プールにいる時のようないつもより性を意識する空間にいる時に体がぞわぞわーっとし、なんとも言えない違和感に包まれる。1人になりたくなる。自分の存在を気持ち悪く思うのです。

最初にこんな違和感を覚えたのは小学生の頃。学校の授業のプールの時間、女子更衣室に入って巻き巻きタオルで体を隠し着替えているそんな時。なぜかものすごく他の子の体を意識してしまいぞわぞわとなりました。ムラムラするという感覚に似てるのでしょうか。

その感覚が未だに襲ってくる時がある。思春期なんてとっくに過ぎたし、おばさんと呼ばれる歳になったのに。

恋愛対象、性の対象は異性なのです。しかし自分がそう思ってるだけなのでしょうか。自分が女なので女の性器がいかにグロいものかを知ってるから無理だわ…となるのでしょうか。わたしは人の穴に指は突っ込まないよ。怖いよ。

話は逸れましたが、なんとも形容しがたい感覚なので説明ができない。おまけに友だちにもしにくい話だ。共感することができれば少し生きやすくなるかもしれない。