ハッピーエンド

不安が爆発するのを回避するためのもの

うみはこわい

今週のお題「海」

 

海の話。海は広いし、大きいです。人類が海についてわかっていることは全体の内の5%程度だそうです。これは宇宙行く前に海のことを知ってからの方がいいのでは?海外旅行もいいけど国内のことを知ってから行くべきなのでは的な。まあ、どちらのこともよくわからないのでどっちでもいいね。

海洋恐怖症とかいうものがあるらしいです。わたしもどちらかというと海は怖い派です。しかしその逆に海を見てると落ち着きます。見るのは大丈夫。入って泳いだり沖の方に出たりは怖いです。何か得体の知れない生き物がいるかもしれないし、足がつかないところまで行くと恐怖。

しかししかし怖くても何故か海には憧れてしまう。生命の母、命のスープ、そんな海。波の音を聞いてると全てを受け入れてもらえているような気になってしまう驚異的な母性を感じる。いつの日かわたしが終わる日が来た時はこっそり散骨していただきたい。海に還り、全ての境界線を取り払われたその時、わたしは世界になるんだ。永遠を手に入れるのだ。

と陸でわたしがこんなことを考えている時、海の底では人魚姫が陸に憧れているのかもしれない。人魚は声を捨て陸に順応できる体を手に入れました。わたしが海へ行くには身体と命を捨てなければならないのかもしれない。海にはいないわ、あんな分からず屋は…。しかしどこに行っても厄介なやつはいるものです。きっと海の世界にもいるんだと思います。

知らない世界に想いを馳せて知らないまま生きていくことも悪くはないのかもしれませんね。おしまい。