今週のお題「おとうさん」
おとうさんについて
父についての思い出というのがわたしの記憶に少ないので難しい。母からの話を聞く分には割とろくでなしであったようだ。自分の欲求に素直な人。些細なことで腹を立てる人。
父と2人での外出の際はどこか違和感がすごく、学校のともだちから見られないようにとビクビクしていた。とにかく早く家に帰りたかった。恥ずかしさからなのか、父に関する自分を知られたくなかったのか。今でもよくわからない感情です。
正真正銘の実の父ではありましたが、父とわたしは不自然だったように思います。
念のため親子らしいお話を。父は洋画が好きでよく観ていました。わたしも一緒に観ることもありました。その影響からかわたしは天使にラブソングをという映画が今でもとても好きです。
父との思い出はそれくらいです。思春期にはもう父はいませんでしたし、会うこともありませんでした。
でもお父さんがいてくれれば、と思ったことはないです。頼りになる人ではなかったからかな。
ドラマとかでよくみんなを守るためにお父さんが頑張るみたいなのを見ても羨ましくもならないですし、こんなお父さんだったらなーとも思わない。
悲しいかなわたしにとってはあの人が父親なので、それ以上も以下もないんです。
お題があって文章を考えるのが楽しいことに気づいた。次のお題はなにかなーわくわく。