ハッピーエンド

不安が爆発するのを回避するためのもの

低気圧爆弾

いっちょ風呂場で首でも吊ってみっか、どこかの戦闘民族的なノリで思い立ちボディタオルを扉の取っ手に引っ掛けてくくってそこに頭を突っ込んでぐぐっと体重をかけたら扉が開いてしまい、そのパカッて音がなんか恥ずかしくなってやめた。

情けなくて風呂を出て号泣。なんだよ、あのノリ意味わかんないよ。しばらく泣き続けるも何が悲しいのか分からなくなる。もはや自分なのかネガティブな悟空なのか。涙が止まらない。もう泣きたくない。泣けば何か与えられるのは子どもの頃だけだよ。大人は泣いちゃいけないんだよ。泣けば泣くほど世間からどんどん外れていく気がして惨めになる。大人は泣かないもんだよ。わたしの周りの人はいつ泣いてるんだろう。わたし泣くの上手だから代わりに泣くよ。みんなの悲しいこと全部体液にしてあげよう。すっげー悲しい奴がいたらオラに言ってくれな!

生理前な上に恐ろしい低気圧のせいで情緒が消し飛んでヤムチャのごとく布団の上で倒れ込む。あの日のヤムチャもこんな気分だったのかしら。もう絶望感しかないわ。もうドラゴンボール使ってまで復活させんでくれよな。このまま眠らせてくれ。